ミレニアム早大生→社会人

マラソンと競歩

【就活】人をだまして食う飯はうまいか?人材(派遣、転職)、不動産、SES業界はただの人身売買という話

就活生が目にする会社でまず名前があがるのが、就活エントリーサイトなのは間違いない。

大半の就活生にとって、就活サイトは利用するものであって、そこに就職しようとはしないだろう。

「利用」していると言えるか?それは疑問符が付く。就活生の登録した情報、エントリーはサイトを運営する企業の「商材」になっていることを知っているだろうか。

就活情報サイトで得をしているのは、複数内定の就活生と運営会社だといえる。

複数内定を得ているのは内定者のうちのわずか4割であるから、残りの6割は良いように情報を利用されただけ。
www.excite.co.jp

人材業界がろくでもないのは、就活生の中でも共通認識だ。が、就活系のYouTubeで幅を利かせているのは人材紹介会社関係のチャンネル。

何とかして情報を得ようと必死に就活生に呼び掛けているが、他人のコンテンツを丸パクリするような企業は願い下げ。就活生と企業の「情報の不均衡性」を利用する企業には反吐が出る。

ここからは人材、不動産、SES各業界について紹介して、情報感度の高い23卒が間違っても目指さないように呼び掛けてみたい。



経歴不問というろくでもない業界

ここで言う就活は正社員を目指す大卒が前提で、条件に「四年制大学もしくは大学院を卒業または卒業見込み」がない仕事は論外としておく。

未経験可・経験不問・経歴不問・学歴不問……誰でもできる仕事をあえてやろうという就活生はいるか?いない!断言する。

自分に適性がある仕事を目指している就活で、本当に追い詰められた、かわいそうな就活生が飛び込んでくるのを待ち構えている。

追い詰められた就活生
追い詰められた就活生

恐ろしい限りだ。経歴不問で募集している企業に就職することは、例外的に起業しやすいという利点はある。

それが唯一のメリットであり、デメリットでもある。

メリットは、参入障壁が低いこと。事業がスキル(というよりコネクション)次第で軌道に乗る。デメリットも同じで参入障壁が低いこと。競争率が高く、血みどろの仕事の奪い合いになる。

起業
起業

ナンバーワンがオンリーワンであり、業界内で差別化を図ることが難しいというより不可能に近い。工夫するというより、ゴリゴリ営業や作業で利益を出す。

若いうちはそれでいいかもしれない。そう割り切って飛び込む就活生もいるだろう。

しかし営業職は何十年も続く仕事ではない。まともな企業なら、営業をまず経験させはするが数年で配属を変える。楽天が好例だ。

あなたにそれができるだろうか?これをソルジャー採用というが、MARCH程度の学力だけで大企業で出世できると思うのは思い上がりだ。

ajin-kousatu.hatenablog.com


コロナ禍で余裕がない人材業界

何かと説明会や講座で集客して、あくどく囲い込もうとする人材業界はYouTube広告を盛んに打っている。

YouTube広告の効果を企業は知らないのだろうか?広告=不快マズロー欲求段階説で最も強い欲求だが、どうも分かってないらしい。

しつこい広告
しつこい広告

息抜きや娯楽のためにYouTubeを見ているのに、急に現実(就活)を突きつけてきたり的外れなお悩みクソマンガを見せつけてくる。

いや、やはりそれを分かっていて、それでも広告に頼っているのだと言わざるを得ない。

マイナビリクナビ以外は登録しないのが吉だろう。少なくとも、希望する企業の人事が説明会を開催していない就活サイトに情報を与えないほうがいい。

セミナー
セミナー

Twitterのように、簡単にアプリとセッションを切ることができないからだ。電話でのエージェント営業はしつこいし、メールは毎日虫のように湧いてくる

ノーモア人材派遣業界。

私がこんなに悪く言えるのには理由がちゃんとある。高3の3月、そして浪人明けの3月に人材短期派遣を利用していたからだ。

短期の人材派遣業は毎日が戦争だ。現場に社員と派遣、耳をそろえてきっちり提供する。

ぎりぎりまでスケジュールが開いている派遣登録者に電話でお願いするし、事務所は2,3人でまわす。

狭い事務所に備品はぎっきり詰め込まれ、派遣登録者は汗臭い

現場社員に休日はない。派遣は体力がないので、代わりに重いものを率先して運んでいた。ありがたく頼もしい一方かわいそうにもなった。

たしかにこういった人材派遣業は学歴不問で、実力勝負と言えるだろう。ただ誰も好き好んで実力勝負を挑んでいるわけではないから、あえて大卒で選ぶような業界ではないのだ。

ただ社会の底辺がここにはあるので、社会勉強に何回かやってみるといい。私は「確定申告会場片付け」「事務所移転」「会場設営」「工場ライン」「学習塾備品移転」をやって、以下のような気持ちになった。

「こんな人たちと働くわけにはいかない」

……噓です。本当は、大変な思いで大人は働いているのだと、改めて感謝しなくてはいけないと感じた。

コロナ禍で人材派遣が輝くスポット、特にイベントスタッフの派遣が無くなっている。強制的な圧力で、優良企業以外淘汰されることを切に願う。

説明会とかセミナーは開きにくくなったけど、胡散臭い情報商材を売りやすくなって良かったですね!

https://article.yahoo.co.jp/detail/169b15f90a4804e438377d6455104bfae2c975acarticle.yahoo.co.jp


以上人材業界。グッバイ!



無資格が売りつける不動産仲介業界

不動産の売買では、契約書を書くために資格がいる。宅建というものだが、受験資格がゆるく社会人で取得する人も多い。

合格率を見ても2割弱だから国家資格の中では容易だろう。

不動産業界には3つの業種がある。

不動産開発(デベロッパー)・不動産販売(直接・仲介)・不動産管理だ。

不動産開発の企業としては、○○不動産という旧財閥系が有名でよく聞くところ。

不動産販売は中小からCMでよく見る企業まで様々。

不動産管理はどちらかと言うと管理人を派遣する防犯会社のイメージに近い。

この中でも不動産仲介業でB to Cは最悪と言っていい。よく考えてほしい。不動産は極めて高額な買い物だが、価値が急上昇、急降下する。

不動産バブル
不動産バブル

そんな危険なものを売りつけてくる不動産営業にまともな人がいるはずがない。(証券会社にも当てはまる)

特に不動産投資を進めてくる奴はゴミである。これははっきり言える。

不動産投資
不動産投資

彼らはいわば売り逃げしようという肚なのだ。売って利益を出したらもう知らない

あとは野となれ山となれ。しかも無資格で販売する。トークで、初めは別に欲しくもなかった買い物をさせて、得をした気分にさせるなんて詐欺師と断じるほかない

そもそも不動産を買って儲かるわけがない。不労所得で生活できるのは「元からの」地主だけだという事実を受け入れたほうが良い。南海トラフ地震が起これば不動産は全滅しますけどそういう説明はしないよね。

都合の悪い説明をしようとしない連中ですよ!年収の良さにつられてあなたもだましに加担する人生でいいんですか?

不動産営業
不動産営業

客のため社会のためじゃなく、会社のために働きたいならどうぞ。それでいい。

不動産仲介業は悪である。連座する不動産業界全体が詐欺師の集まり。



人身売買のSESという仕事

System Engineering Service=SESは客先(契約先)に使い捨てエンジニアを派遣するお仕事である。

エンジニアと言うとベンチャー起業して成功できそうなイメージがあると思う。

プログラマー
プログラマー

無理。SESの働き方は問題しかない。ほとんど教育されないままで客先に派遣され、決められた席に座って雑務をこなす。

就職先には出社せず、客先に常駐する。

ソフトウェアのメンテナンスや保守をするように頼まれるが、知識が無ければどうすることもできない。

客先としては期待外れだったというだけで放置すればいいが、派遣された本人は無為な日々を送る

これは相当キツイ。スキルも何もないのに行ってこい!と言われて営業と初日だけ一緒に客先にいって役立たず扱い。

研修もなく、何もしない。何もできない。己の無力さを新卒で感じ続ける日々。

こんなの23歳のクソガキにやらせる仕事として酷すぎる勤労意欲は減衰していき、廃人のような状態になって契約期間を終える。

SESの実態
SESの実態

そしてまた次の客先に派遣される。永続的に。

SESは人身売買だ。異議は認めない。

ajin-kousatu.hatenablog.com


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