コロナでバイトやインターンをしていてもお金はたまる一方で、物欲もないので株を買うことにしました。仮想通貨は前からやっていますが、ゲーム感覚で8万円突っ込んでいるだけです。
そんな頼りなく知識のない大学生が、どのように、そしてどんな株を選ぶのか紹介します。
見込みがありそうな業界とは
あわよくば稼ぎたい……人はこの記事は向いていません。売買で利益を出すのではなく、応援したい会社を支えるのが株です。将来そう簡単につぶれなさそうで、東証1部で、株主優待と配当があればそれで充分満足だという人にこの記事は役立つと思います。
5年後10年後20年後につぶれなさそうな会社をご存じですか?ゼネコン、化学、メーカー、インフラ、医療、ヘルスケア、介護あたり?ITや不動産はパッと見まだ伸びそうですが、将来性はないと見ます。
似たり寄ったりな技術しかない企業はいずれつぶれるとして、独自技術やグローバル展開している企業が無難でしょう。地銀も地方創生に必要なので国が支えてくれるということで、ひとまず安泰です。
よっておすすめは銀行、ゼネコン、化学、メーカー、インフラ、医療、ヘルスケア業界です。この中で株主優待がある銀行、化学、メーカー、ヘルスケアを中心に紹介します。
大学生でも買いやすい20万円以下という基準
大学生の平均月給は5万~8万円です。半年分くらいは貯金できているでしょうから、30万~48万円くらい自由にできるものとします。と言いますか将来のための投資であって博打ではないので、それくらい用意しても誰も文句を言いません。株は100株単位で購入できますが、株主優待の対象は100株~1000株と幅があるのでよく確認してください。買ったのに株主優待が受けられないということになれば、諦めるか買い増しすることになります。
20万円以下で買えない株に関しては、社会人になってから考えましょう。無理は身を滅ぼします。大事なことを言い忘れていましたが、原則現物取引です。
これであれば絶対にマイナスになることはありません。信用取引はやめましょう。ダメ!ゼッタイ!
おすすめの株主優待付きの株
ヤフーファイナンスで株主優待スクリーニングを選ぶと、自分の条件に合った株を探すことができます。株主優待と一言で言っても、自社商品、おこめ券クオカードやAmazonギフト、利息の上乗せなど会社ごとに違ってくるのです。
私がおすすめするのは、このうち自社商品や日用品の株主優待になります。なぜクオカードやAmazonギフト、利息の上乗せは選ばないのかというとぶっちゃけ使うのがめんどくさいからです。
クレカが基本なので、プリペイドカードは不必要ではありませんか!利息の上乗せも、メガバンクではなく地方銀行ばかりで利用する機会は皆無と言っていいでしょう。
それでは具体的に20万円以下で、自社商品や日用品の株主優待がある、将来性の備わったおすすめ株を紹介します。あくまでも一人の学生がよさそうだと思った株でしかないので、参考までにどうぞ!(予防線)
KADOKAWA
100株基準20万円年6,000円還元(3%)斜陽産業の出版社です。さっき将来性のある業界に入れてなかったじゃん!と突っ込みたくなる気持ちわかります。KADOKAWAは映画観賞券が年に2枚、4年目からは年に3枚もらえるんですねー。
映画好きならとりあえず買っといて損はないでしょう。最強の出版社の一角なので、つぶれることはないと固く信じています。配当は30円で100株3,000円です。
塩水糖
1,000株基準20万円8,000円還元(2.5%)あの有名なセメントみたいな砂糖の会社です。調味料では味の素が有名ですが、あえて塩水糖にしました。それというのも味の素はオリンピック延期による影響をもろに食らうからです。
無観客でチケット・グッズ・飲食収入が無くなります。具体的には味の素スタジアムと味の素ナショナルトレーニングセンターのことです。
経常利益が上向いている塩水糖をおしておきます。優待の内容は調味料3,000円分です。配当は5円で1,000株なら5,000円になります。
宝ホールディングス
100株基準10万円3,000円還元(3%)チューハイの有名な会社です。1,000円分の自社商品(酒類)がもらえますが、普通のお店に売ってないお酒も楽しめるのが面白いと思います。
2011年には配当8.5円だったのが、2020年には20円になっているので(100株2,000円)還元率の高いお得な銘柄でしょう。
はるやまホールディングス
100株基準7万円6,500円還元(9%)急にマイナーな会社になりました笑。一部上場の企業に失礼ですが、スーツの会社だそうです。100株でネクタイもしくはワイシャツ・ブラウスがもらえます。
私は1,000円ほどの安いワイシャツを使っているので、5,000円くらいの上等なものがもらえるのはうれしいです。サラリーマンになる人に特に良いですね!
粧美堂
300株基準10.5万円6,000円還元(6%)グローバル展開する化粧・雑貨メーカです。存じ上げませんが資生堂みたいなところでしょう。3年未満で自社商品3,000円分、4年目からはさらに追加されます。
どちらかというと女性におすすめの銘柄で、男性であれば家族にプレゼントするのが良いでしょう。
キングジム
100株基準8.5万円3,900円還元(4.5%)ポメラやテプラで有名な文具メーカーです。100株で2,500円分の自社商品(事務用品)がもらえます。文房具好きならちょうどいいですね。
他の文具メーカーとしてパイロットやナカバヤシが有名ですが、パイロットは30万円からでナカバヤシは付箋と、あまり使い道がありません。付箋が欲しい方はナカバヤシがいいでしょう。
安田倉庫
100株基準8万円3,300円還元(4%)去年創業100周年を迎えた老舗企業です。物流と不動産事業を軸に、海外展開しています。
不動産はダメだといいましたが、それはプリペイドカードを株主優待にするつまらない企業に限ってのことです。ここは1,000円分(2㎏)のおこめ券を優待にしています。
1,000株5,000株になると5㎏、10㎏と増えますが、複数の人が100株ぎりぎりで株主優待をもらうほうがお得なので、無理に増やすこともないです。
お米は日本にいるかぎり必ず買うものですし、その意味でもおこめ券はクオカードよりずっと有用ではないでしょうか?
まとめ
クオカードやAmazonギフトと言った個性のないことを証明してしまっている会社の株を買うのはお勧めできません。自社商品で勝負する企業を応援する方が、どうせ使うお金なら有効になります。また今回紹介していない銘柄の中にも良い株主優待があるでしょう。ぜひ自分で探して納得いく銘柄を探してみてください。